農業応援では耕作放棄地と後継者不足地の水田で稲作を実施しています。
作付面積1町2反(3600坪)の水田17枚に稲作を実施し、近隣水田に害虫や害獣被害が出ないよう地域の皆さんと協力して管理しました。
特に畔周りの草刈りはこまめにしておかないとイノシシなどの共同防護電気柵に雑草が触れていると効果が落ちてしまい侵入されて被害にあってしまうので夏場は大変な作業です。
また、年に3回の農道、水利管理区役と呼ばれる地元総出の草刈り作業には出ておくと地域の皆さんと良好なコミュニケーションが取れるので2地域の区役に参加しました。
おかげで隣の耕作者さんが「水が入っとらんだったよ」とわざわざ電話をかけてきてくれたりと助かりました。
令和5年度は作付面積を1町8反(5400坪)まで拡大して、農業をやってみたいけどどうやったら良いか分からない、自分で栽培した米を食べてみたいなど農業に興味ある方々を募集して体験していただきながら農業人口を増やしていければと考えてます。
ただ、日本には5反規制というのがあって水田・畑・牧草地あわせて5反以上の作付面積がなければ売買はもちろん小作も出来ない規制があるので気軽に稲作をやってみたいということができない現状があります。
そこでALLSETで農地を借り受けて、少しの農地を体験してみる、手伝いをしながら体験してみるなど敷居を下げて応援しています。
農業機械もレンタルや請負作業で危険リスクを減らしながら体験できるように準備しています。
さらに水利がない荒地には栗の苗を定植し農地の活用を図っています。これは自分で管理して収穫までしてみたいという方々に栗の木一本から1年、2年、5年とお気に入りの栗の木を期間所有契約ができるようにしています。
現在の作業地は熊本県上益城郡御船町です。今後作業地も増やしていきますので稲作やその他の農業に興味がある方はお気軽にこちらからお問い合わせください。